ジャイアンツが勝ち、ただ平穏に過ごしたいオッサンのブログ。

巨人が勝った時のみ更新予定です。(基本ボヤキ多め)

タツノリのジョークはいつまで続くのか? シーズン開幕とりあえず1周終了。

毎試合ガチでオーダーを組むわけはない。
そんな事をしていたら1年間持たない。

 

余裕を持った投手起用、打者起用。
それが結果的に若手選手の成長を促し、
実績ある選手の休養になり、
トータルでいい結果をもたらす。

 

シーズン優勝すればいい。
勝率100%を目指しているわけではない。

 

という考え方だとは思う。

 

上々のスタートを切ったジャイアンツだが、
にしても、タツノリはジョークがお上手だ。

 

4/13 vs ヤクルト(6-11●)
1番セカンドで吉川大を起用。

代走、守備固め専門だと思われていた吉川大の起用は
成長を促す為のものか、タツノリ一流のジョークか?


[結果]
3打数0安打
1打席目…レフトフライ
2打席目…無死ランナー一塁から内野ゴロゲッツー
3打席目…レフトフライ

 

ま、だろうね。

吉川尚の離脱で代役として起用された吉川大。
いわゆる「じゃない方」の吉川・ヨシダイの結果は案の定で、
年間20試合近くドームに足を運ぶ、僕以上のG党である愚妻は
「何考えてんのよ、タツノリは!」とお冠だった。

 

この日の敗戦はヨシダイのせいというよりは、
昨年から改善されたかのように見えつつ、
実は五十歩百歩?の救援陣が頑張れなかったからという印象が強かったが、

「まぁまぁ、タツノリも年間トータルで考えて起用してるんだと思うよ。ダイキにも可能性を残しておかないとね」

ととりあえず愚妻を宥めておいた。

「これできっと明日は(田中)俊太ね、一番は」

「だと思うよ」と僕も相槌を打った。

 

 
翌日まさかの「吉川大、再び」。

 

4/14 vs ヤクルト(6-11●)
1番セカンドで吉川大を起用。
[結果]
3打数0安打
1打席目…初球レフトフライ
2打席目…一死から見逃し三振
3打席目…無死から空振り三振

 

そりゃ、そーだろ。
どこまでジョークが好きなのよ、タツノリは!

 

ほぼ前日と同様の展開で負けたゲーム。
この日も悲惨な救援陣には目もあてられなかったが、
どうしても目立ってしまうよね。
1番で起用されて全く見どころなしだと。
2~4番が爆発的に結果出してるのもあるし。

 

この3連戦。
ヤクルトの先発とジャイアンツのスタメン1番は以下の通りだった。

初戦…小川(右)→田中俊太
2戦目…石川(左)→吉川大
3戦目…高橋(左)→吉川大

右投手には左打者の田中俊太、左投手には右打者の吉川大を起用した事になる。
あるサイトのデータによると、2018年度の両者の左投手に対する成績は以下の通り。

田中俊太
打率…0.211(50打席・出塁率0.348)
吉川大
打率…0.429(7打席・出塁率0.429)


こんな表面上のデータで起用したわけではないとは思う。
ないとは思うけど、他の理由ってナニ???

 


坂本を除くジャイアンツの二遊間を守る選手といえば

吉川尚>田中俊太>山本泰寛>>>吉川大(オレ的評価順)

なのだけど、タツノリの評価ランクは吉川尚以外は横一線なのかな?

 

贔屓のチームには毎試合勝って欲しいと願うファン心理。
だけど、シーズン優勝の為には毎試合ガチでオーダーを組むわけにはいかない。
シーズン優勝の為の、一見ジョークに見える選手起用。
それはどのポイントまで行われるのか?

 

「さ、4月のジョークはこの辺にしてギア一段上げるよ~」

 

と言ったかどうかは知らないが、
各チームとの対戦がひと周り済み、4選手を入れ替えた。

IN
山本泰寛
重信慎之介
高木京介
田原誠次

OUT
吉川大幾
立岡宗一郎
畠世周
大江竜聖

相変わらず中継ぎ陣には不安は残るが、打撃の控えとしては期待したいメンバーだ。

 

今後もポイント毎にメンバーは入れ替わるだろう。
「また、タツノリのジョークが始まったよ!」
と思うオーダーを目にする時も訪れるだろう。

 

しかし

 

果たしてタツノリがガチモード、
いわゆるチームとしてのギアをMAXに入れる時期は必ず来る。
そのタイミングをファンが感じた時、それはシーズン佳境であり、
今以上にTVの前から目を離せなくなるに違いない。

 

スガノは真のエースになれるのか? 色んな事情から解放されたジャイアンツ2019ver. 

タイトルを見て

「ハ? 何言ってんの? とっくにエースだよ。どこに不満があるってーの?」

と感じている多くの皆さん。アリアリです。雀荘のコーヒーの注文のごとくアーリアリなのです。

 

 

開幕2カードを終えて、5勝1敗。

しかも天敵カープマツダで勝ち越しスタート。


スガノトモユキ

入団以降6年間の通算成績

76勝41敗、防御率2.17、勝率.650

 

 

どっちも立派だ。数字上は。
ってナニ、含みのある言い方。

でも、含みたくなるでしょ。

ジャイアンツが4年間優勝していないのですから。

 


はじめまして。ナカゾーと申します。

G党のオッサンです。

G党ですが、G選手を盲目的に応援するタイプの党ではないです。

どちらかというと、厳しめ目線で見ちゃうタイプの党です。

 


「日本のエース」

「無双」

「今日はスガノだから大体勝てる」

 

 

スガノを礼賛する形容詞を多く聞きますが、

その度に「チッ、それほどかよ!」と内心オッサンは毒づいています。

だってジャイアンツが4年間も優勝していないのですから。

Gが勝てないと体調も悪くなるし。

 

 

さてざっくり、エースってチームを優勝させる選手の事だと思うんですよね。


そもそも「スガノが大体勝てる」なんてのは妄想に過ぎません。

「大体勝つ」って、勝率9割位の事でしょ?

そんな成績残したピーなんてほぼマー君だけでしょ?

 

 

ここで平成以降でシーズン15勝以上あげて勝率8割以上を達成した投手(その年の最高勝率)をあげてみると…


平成29年 薮田 和樹(広) .833 15勝3敗★

平成28年 野村 祐輔(広) .842 16勝3敗★

平成25年 小川 泰弘(ヤ) .800 16勝4敗

     田中 将大(楽)1.000 24勝0敗★

平成23年 吉見 一起(中) .857 18勝3敗★

平成21年 ゴンザレス(巨) .882 15勝2敗★

平成20年 岩隈 久志(楽) .840 21勝4敗

平成19年 成瀬 善久(ロ) .941 16勝1敗

平成17年 斉藤 和巳(ソ) .941 16勝1敗

平成16年 岩隈 久志(近) .882 15勝2敗

平成15年 井川 慶  (神) .800 20勝5敗★

     斉藤 和巳(ダ) .870 20勝3敗★

平成11年 上原 浩治(巨) .833 20勝4敗

平成8年  斎藤 雅樹(巨) .800 16勝4敗★

平成5年  工藤 公康(西) .833 15勝3敗★

平成4年  石井 丈裕(西) .833 15勝3敗★

平成3年  工藤 公康(西) .842 16勝3敗★

平成2年  斎藤 雅樹(巨) .800 20勝5敗★

※★はチームがリーグ優勝。

 

結構いるなー、おい。

成瀬も斎藤和巳も9割超えだって。


G党としては、やっぱり斎藤雅樹と上原。

投球テンポがよくて、試合が早くて、大体勝つ(に近い)。

これぞ、安心のエースってイメージだったな。


で、スガノはこのリストにはまだいない。

キャリハイでも最高勝率は2017年の.773が最高(17勝5敗)か。

ちなみに、この年ジャイアンツは4位で11年振りのBクラス…。

孤軍奮闘ってやつですね。


ただ、僕が物足りなく感じているのは、そういう数字面ではなくて


●勝ってほしい試合で勝てないスガノ。

●競ってるゲームで甘い球ボカーンとやられて勝てないスガノ。

●ランナー出ると、途端にモジモジし出して間合いが長くなるスガノ。

●結果、投げる試合が重くなりがち、ぶっちゃけ見ていて疲れるスガノ。


ってとこなんです。


「勝って欲しい試合で勝てない」


ここ数年、色んな事情で低迷していたジャイアンツですが、毎年「この試合勝てば優勝の可能性が出てくる!」というポイントになる試合があったと思うのです。

 

2018年だったら、7/8~18の7連勝で借金返済。

貯金2までいったところでの広島3連戦(マツダ)がそれ。

首位カープに5ゲーム差まで来て、ここであわよくば3連勝!

最低でも勝ち越したいところ。


この3連戦初戦を延長サヨナラ負け後の2戦目にスガノが登板。

5回6失点(自責点6)で負け越し決定(当然のごとく3連敗)。

これ以降、借金生活のままシーズン終了…。

 


おい、エース。

そこ踏ん張ってゲーム差戻さなきゃいけないとこだったろ?

 


て感じの、似たような事や印象の積み重ねで、ジャイアンツの低迷とともにスガノへのフラストレーションは継続中なのです。(142試合目のマツダでの完封勝ちとか、CSでヤクルト相手のノーノーが意味ないのは自明っすよね)

 

 

な状況で迎えた2019シーズン。


天敵カープマツダで3連戦て!

誰!? このスケジュール組んだ人!

下手したら、3月で2019シーズン終わるぜ!!!!!!!
逆に言えば!勝ち越せば!あわよくば3連勝とかすれば、一気に……それはないか……。

 


とか情緒不安定な中、3/29(金)18:00。

TVの前に正座着席。


【3連戦の妄想勝敗パターン。希望順】

①3勝0敗(スガノが完封または完投)

②3勝0敗(スガノが途中降板するも勝ちがつく)

③3勝0敗(スガノが途中降板して、他の投手に勝ちがつく)

④2勝1敗(スガノが完封または完投)

⑤2勝1敗(スガノが途中降板するも勝ちがつく)

⑥2勝1敗(スガノが負け)

⑦1勝2敗(スガノが完封または完投)

⑧1勝2敗(スガノが途中降板するも勝ちがつく)

⑨1勝2敗(スガノが負け)

⑩0勝3敗(シーズン終了)


結果は皆さんご存知の通り、昨年と全く同じパターンでやられてスタート。

スガノはまだスガノのままだったか…。


ただし!

色んな事情から解放されたジャイアンツ2019ver.。

パターン⑥でマツダで勝ち越すなんて!


ついでにT戦で連勝を伸ばして臨む横浜でのベイ初戦。

スガノの2回目の登板があと数時間後に迫る。

ハッキリ言って、ここで勝とうが負けようが大勢に影響はない。


問題はいつか必ず来る2019シーズンの次のポイントになる試合で、スガノがどんなピッチングをしてくれるのか。毎週金曜日のローテだとすれば…5/3(金)対カープマツダ)? もしくはスガノが投げる交流戦初戦?

 

分からんけど、

色んな事情から解放されたジャイアンツ2019ver.。

スガノにはもうひと段階上のステージがあると信じて、

「次」の登板を楽しみにしたいのです。